スイス

スイス旅行記(ルツェルン)【ルツェルン湖とリギ山に抱かれた中央スイスの町】

電車でチューリッヒからルツェルンに移動

スイス最大の都市チューリッヒから電車で約50分でルツェルンに到着。スイスの電車移動は窓から見える景色がとても綺麗。移動している間も楽しめます。

スイス国内を移動中、車窓からはこんな景色が広がります。

スイス人の心の故郷「ルツェルン」はこんなところ

スイス第4の大都市ルツェルンは中央スイスを代表する町。美しい湖、活気溢れる旧市街、フレスコ画と花で飾られた美しい家々や、河畔のカフェが印象的。スイスの数ある町の中でも、最も美しい町の一つと言われています。

かつて、メルセデスゾーン、チャイコフスキー、ゲーテといった芸術家が愛していた町としても知られ、今も昔も多くの人がルツェルンの魅力溢れる町並みの虜になっています。

町のルツェルン湖には白鳥がたくさんいます。周囲を囲む山の雪解け水でできた湖は透き通っていてとても綺麗。

湖岸を散歩しているだけで楽しいルツェルン。あまりにも水と空気が綺麗でビックリ。

大都市で中心部は活気いっぱい。でも、ちょっと中心を離れれば町は静か。

ボーっと何も考えずにベンチに座っているだけで居心地が良くなる。そんな中央スイスの町がルツェルン。

ヨーロッパ最古の屋根付き木橋「カペル橋」

ルツェルンのカペル橋ルツェルンのカペル橋

ルツェルンのシンボルであるカペル橋の完成は1333年。木造の橋としてはヨーロッパ最古の橋と言われています。

八角形の塔は、湖からの敵の襲来を早く見つけるための見張り台や拷問場所(!)としての役目がありました。

溢れんばかりの花で飾られたカペル橋は誰でも無料で渡ることができます。

カペル橋の屋根の下には板絵が続きます。三角形の板絵は合計110枚あります。

湖上から眺めるルツェルンの湖岸の風景は必見!

渡りきって振り返ると綺麗な山の景色。ルツェルン周辺にはリギ山、ピラトゥス山、ティトゥリス山があり旧市街側と新市街側で見える景色が違います。

異国に没したスイス傭兵の慰霊碑「ライオン記念碑」

ルツェルンのライオン記念碑ルツェルンのライオン記念碑

ライオン記念碑はカペル橋と並んでルツェルンで最も多くの観光客が集まる名所です。大きな岩に身を横たえるライオンは、脇腹に槍が刺さり、息も絶え絶えの痛ましい姿。

1792年のフランス革命の際に、民衆からルイ16世とマリー・アントワネットを守ろうとして命を落とした786名の傭兵を悼んで造られました。

かなり辛そうなライオンの顔・・。ちなみに、ライオンが掘られている岩は2000万年前の海岸の砂が堆積してできたそうです。

スイスに来て驚かさせる物価の高さ

ルツェルンで食べた夕食は、日清のカップヌードルでした・・。なぜかというと、貧乏旅行者の私にとって、スイスの物価が高すぎたからです。ざっくり言うと、日本の物価の2倍ぐらいかな・・。

スーパーのセルフレジの使い方が分からないので、果物も買えませんでした。

レジでバイトしていた学生と仲良くなって聞きましたが、レジの時給¥3000だそうです。(そりゃ物価高いわ!)スイスでバイトしたい・・。

2日目の夕食もレトルト。ルツェルンの美しい町並を横目に、かなりシュールな献立。

夜景が感動するほど綺麗なので、夕食が貧乏でも問題なし(笑)。

安心安定のスターバックスなら、私の予算でも行けるのでカペル橋と湖を眺めながら一服。ルツェルンは空気と水が綺麗なので、いつもよりも格段に美味しく感じます。

今回の記事で紹介した以外にも、数々の名所があり魅力が尽きないルツェルン。夏の季節でも蒸し暑さとは無縁でスッキリした陽気です。そして、美しい町並みと透き通った湖を囲むように連なる雪化粧した山々がより一層、ルツェルンの魅力を引立てる。

ルツェルンは絶対オススメです!

以上、スイス旅行記(ルツェルン)【ルツェルン湖とリギ山に抱かれた中央スイスの町】でした!