電車でジョグジャカルタからソロ(スラカルタ)へ
ジョグジャカルタからソロ(スラカルタ)は急行電車で1時間程。ソロからバスを乗り継ぎ目的地の『スクー寺院』と『チュト寺院』に行きましたが、片道2時間弱掛かりました。ソロから車をチャーターするのがオススメです!
古の時を刻む古都『ソロ(スラカルタ)』
ジャワ島の中央部に位置する『ソロ(正式名称:スラカルタ)』は、18世紀以降花開いたイスラム王国の宮廷文化の町。ジャワ文化の精緻を極めた、カスナナン王宮とマンクヌガラン王宮という二つの王宮や、ジャワ原人の頭骨が発見された世界遺産『サンギラン』が有名です。
ミステリアスな雰囲気が漂う『スクー寺院』
スクー寺院はソロの東36km程のラウ山の麓に建つ寺院。ジャワ建築様式とは大きく異なり、中米に栄えたマヤ文明のピラミッドにそっくり。寺院の入り口には3匹の巨大な亀の石像が伏せています。
スクー寺院の壁画やレリーフは、プランバナンやボロブドゥールとは違った雰囲気。
中庭にはヒンドゥー教世界のワヤン物語や数々の動物をモチーフにしたレリーフや石像があります。
性器を象徴する像が所々にあります…。
ジャワはソロを中心に神秘的な精霊崇拝の信者が多く、スクー寺院では熱心に祈る人々を多く目にします。性器を象徴する壁画も決してふざけてる訳ではないのです。
スクー寺院の庭園中央にある、性器を象徴化したリンガとヨーニ。
天気が良ければ、スクー寺院からの見晴らしは最高!
自然信仰の雰囲気漂う『チュト寺院』
チュト寺院は、スクー寺院と同時期にラウ山の麓に建てられた寺院。古代からこの地にあった自然信仰に加え、ヒンドゥー教や仏教の影響を受けて造られています。
チュト寺院にも巨大な性器の像があります。
チュト寺院は、ソロ精霊信仰の総本山であり聖夜には信者が本殿の上で夜通し祈り続けます。
チュト寺院からの最高の見晴らし。この景色を見れただけでも来た甲斐があります。
ジョグジャカルタから日帰りで来ていた為、ソロの町中にある『カスナナン王宮』&『マンクヌガラン王宮』や、ジャワ原人の頭骨が発見された世界遺産『サンギラン』は訪問できませんでした。
次に、ソロに行くときはノンビリと町中を観光したい!
以上、インドネシア旅行記(ソロ)【マヤ文明のピラミッドを思わせる神秘的な寺院】でした!