ヨーロッパ

ルーマニア旅行記(ブカレスト)【流血革命から変わりゆくバルカンの小パリ】

電車でブダペストからルーマニアの首都ブカレストへ

ハンガリーの首都ブダペストからルーマニアの首都ブカレストは電車で16時間・・。昼過ぎに出発して到着は翌朝です。ルーマニアは東欧に分類されるヨーロッパの国。夜の治安は良くないので、電車で夜に到着するのは避けて下さい。

ハンガリーの首都(ブダペスト)からルーマニアの首都(ブカレスト)は電車で15時間ハンガリーの首都(ブダペスト)からルーマニアの首都(ブカレスト)は電車で15時間

ルーマニアの首都ブカレストに到着。駅のゴミ箱を犬が漁っている様子から治安が良くないことが推測できる。旅行者が溢れていたハンガリーの首都ブダペストとは雰囲気が違う。

ゲストハウスで同室になった韓国人&フランス人と合流!

ブカレストのゲストハウスで同室だった韓国人とフランス人とブカレストを観光することに。韓国人は車のデザインをイタリア(ミラノ)の専門学校で学んでいて、フランス人はフランスの大学で経営を学んでいるとのこと。旅人は色々な人がいるから面白い!

暑いので噴水で水浴び。

現地の子供達は裸で水浴び。子供と言えど結構大きい(笑)。

ルーマニアの首都ブカレストはこんなところ

ルーマニアの首都ブカレストは20世紀の初頭には、”バルカンの小パリ”と称されるほど美しい町並みでしたが、一党独裁を続けた共産党により古い教会や歴史的な建築物はことごとく破壊されました。

ブカレスト最大の見どころは「国民の館」。故チャウシェスク大統領が、日本円にして約1500億円を投じて造らせた未完の宮殿。世界の官庁、宮殿などの建物の中ではアメリカ国防省のペンタゴンに次ぐ規模の大きさで地上8階、地下5階、地下最下層は核シェルターになっています。「国民の館」とは名ばかりで、内部は金銀装飾が施され贅の限りが尽くされています。

町中を散策していても活気が感じられない。ルーマニアの首都なのに昼間から静か・・。

カラーペイントされた車と舗装されていない道路。野良犬が吠えてくる。

破壊された電話ボックス・・。これは治安良くない・・。

ブカレストのバーで恐怖のボッタクリ体験!

夜に韓国人とバーに行きましたが、その店が非常に危ない店でした。タクシー運転手に連れて行ってもらったのですが、店員は目が虚ろで入った瞬間にヤバさを感じました。そして私達以外に客がいない・・。

ネパールとインドの国境で経験した「架空バス郊外連れ去り事件」を思い出し、すぐに店を出ようとしましたが、1杯飲まないと店は出さないと強引にメニューを渡されました。

そのメニューに書かれていたビール1杯100ドル(1万円)!!!!!に驚愕。ヤバイ・・、完全にヤラレたとあせる間にメチャメチャゴツいガードマンが逃げられない様に入り口のドアに鍵を掛けてしまった・・。

近くのテーブルで何も知らないドイツ人らしき屈強な男2人が何杯もお酒頼んでパーティーしていたのでメニューを見せたら、絶句してました。

ドイツ人2人は、「ボッタクリだろ、ふざけるな!」と店員につっかかると、ゴリゴリのガードマンが出てきてドイツ人にパンチした後、店の奥にさらって行きました。(いやいや流石にヤバすぎる)

私達に対して、店員はメンドくさくなったのか、ビール代1人1万円(それでも高い)のみで解放しました。

店の入り口は鉄の扉で封鎖されていて、ガードマンもいたので店員の許可なしには絶対逃げられません。タクシー運転手は「楽しかったか?」と平然と言い放ちましたが、運転手もグルに間違いない・・。

何事もなく1万円だけで済んで本当に良かった・・けど、ドイツ人大丈夫だったかな・・。

ルーマニアに行くならば、首都のブカレストよりも世界遺産がある郊外に行った方がいいです。ブカレストの夜は治安良くないので要注意!

以上、ルーマニア旅行記(ブカレスト)【流血革命から変わりゆくバルカンの小パリ】でした!