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世界一小さい国『バチカン市国』はこんなところ
国土全域が世界遺産に登録されている『バチカン』は、ローマの中にある人口1000人程の世界で1番小さい国。しかし、世界に約8億人いるといわれるカトリックの総本山として、礼拝に訪れる信者で溢れています。
サン・ピエトロ広場は、両側に半円形の回廊が渡り、ドーリア式の円柱284本が並ぶ壮麗な広場。回廊の屋根の部分には140人の聖人像が並び、正面にカトリックの総本山サン・ピエトロ寺院が建っています。
サン・ピエトロ大聖堂に入場するための大行列。朝方に行くと並ばなくて入場できることを後で知りました。
サン・ピエトロ大聖堂の収蔵美術品の質と量が圧倒的すぎる
バチカンのサン・ピエトロ寺院はカトリックの総本山。324年に聖ペテロの墓の上に創建され、歴代の教皇が葬られています。16世紀から17世紀にかけて再建され、ラファエッロやミケランジェロらの設計のもと1626年に完成しました。
8億人程いるカトリック教徒の頂点に立たれるローマ教皇。サン・ピエトロ大聖堂のお土産屋さんでは、ローマ教皇のプロマイドを購入できます!
ミケランジェロ作 大理石像『ピエタ』
ミケランジェロ が25歳の時に作った大理石像『ピエタ』。キリストを抱くマリアの左肩から掛かっているタスキ状の衣装部分に、ミケランジェロの名前が刻まれています。
ベルニーニ作 ブロンズの大天蓋
法王の祭壇を覆う、ベルニーニのブロンズの天蓋は太いうねる様な独特の柱の形が特徴的。奥には、ベルニーニが晩年に製作した後陣のペテロの司教座があります。
「ベルニーニはローマのために生まれ、ローマはベルニーニのためにつくられた」と賞賛されたバロック芸術の巨匠ベルニーニが晩年に製作したペテロの司教座。
見所がありすぎてありすぎて…
聖セバスティアヌス礼拝堂にある聖ヨハネ・パウロ2世のお墓。
聖女ベロニカは、十字架を背負いゴルゴタの丘へと歩くキリストを憐れみ、額の汗を拭くよう自身の身につけていたヴェールを差し出したと伝えられています。
アレクサンドル7世の墓碑ベルニーニの最晩年の作品。
今回、紹介した作品はサン・ピエトロ大聖堂が所有する展示品のほんのごく一部。サン・ピエトロ大聖堂が収蔵する芸術品は質・量ともに世界的に見ても圧倒的といわれています。
さらに、バチカンには『サン・ピエトロ大聖堂』、『バチカン宮殿』、『システィーナ礼拝堂』、『バチカン美術館』など数え切れない程の貴重な芸術作品を見ることができます。流石、国土全域が世界遺産に登録されているだけある。
私も50ヶ国程を旅行した中で、バチカンの芸術作品の質と量を超える国は未だにありませんし、おそらくこれからも無いと思っています。ローマ&バチカン旅行は100%オススメです!
以上、バチカン旅行記(バチカン)【カトリック総本山に眠る究極のバロック芸術】でした!