今回は群馬県の四万温泉に旅行してきました。温泉旅館「ひなたみ館」に宿泊して温泉満喫・料理満喫してきたので、これから行く人は参考にしてみてください^^
目次
群馬県の四万温泉とは
草津温泉をはじめとする上州(群馬県)の温泉地というと伊香保・万座・猿ヶ京などありますよね。
この付近は明治21年に鉄道が開通以来都心から近くなりました。
なかでも特にひなびた風情がたのしめるのが四万温泉です。
周囲を山にかこまれ渓谷と四季の変化が心身をいやしてくれます。
四万の病を治し、草津温泉の高温酸性湯の仕上げの湯として江戸に帰る前に利用したといわれる四万温泉。
草津の酸性湯が肌を刺激するのにたいして、四万の泉質は「ナトリウム-カルシウム塩化物硫酸塩泉(低張性中性高温泉)」美肌の湯、泉温53度でかけ流しでちょうどよい湯加減となり、さらに飲泉すれば胃腸によいらしいですよ。
ちなみに、なんと国民保温泉指定第一号です。
つまり効能・交通・衛生・景観などの9項目ですべてが上位の「国が推すモデル温泉地」です。源泉は40か所以上で湧出深度は300メートルというほぼ自然湧出です。飲泉所、足湯、共同浴場が点在します。
四万温泉の散策方法は?
四万温泉ではレンタサイクルもあり、一人旅・カップル・家族・素泊まりと自分にあった旅行スタイルが楽しめます。
「千と千尋の神隠し」のモデルになったといわれる旅館もあり散策もたのしいので町を散策してみましょう。
定食屋さん・お土産屋・酒屋・足湯、ちょっとした息抜きが通常の値段で利用できるお店が徒歩圏内にあるので自宅にいるような感覚です。
ラーメンに餃子、かつ丼にうどん、そば、焼きまんじゅう、カレー、喫茶店、温泉饅頭。どれも安いです。
ちなみに、ファミレス・コンビニ、ネオンサイン・有料駐車場・一方通行、はありません。
公共の足湯もあります
公共の足湯は、日向見地区、ゆずりは地区、山口地区の3ヶ所に、共同浴場は、御夢想の湯・河原の湯・上之湯・四万清流の湯。いずれも無料(除・四万清流の湯)。飲泉も3か所あります。
こちらは、ひなたみ館すぐそばにある「御夢想の湯」の外観です。
雪の中の日向見薬師堂
温泉旅館「ひなたみ館」や「御夢想の湯」のそばにあるのが日向見薬師堂。小道を登っていくとかやぶきのお堂があります。
989年ごろに経文をとなえると神のお告げがあり、四万の病を治す温泉がここから湯が沸いたとされています。
ここに薬師如来を建立し信仰をあつめてきました。春は桜、秋には紅葉に彩色されるお堂は、観光地とはいいながら静寂の世界です。
四万の山中の温泉旅館「ひなたみ館」
日向見薬師堂からすぐにあるのが「ひなたみ館」。四万温泉街からは車で10分ほどです。
2月に行ったので雪がすごくてスタッドレスタイヤは必須でしたよ!
ひなたみ館の中の様子
ひなたみ館の受付には薪ストーブがあって、いい感じの暖かさでした。隣には少しですがお土産が売っています。
ひなたみ館の中ではお酒も売ってて部屋で飲めます。値段は下の画像を参考に。(見えるかな・・^^;)
こちらは2階、くつろぎスペースです。
ひなたみ館の部屋は?
ひなたみ館はお堂と源泉のお宿。源泉の利用はいうまでもなく、和風モダンから近代モダンまでの建築の良さを融合したうえに今の生活様式もとりいれてデザインされたお部屋があります。
しずかでシンプル、落ち着いた空間がひろがります。
部屋の中の画像を載せておきます。
6つタイプの部屋は好みに応じて選べます。その様式美は華麗さをそいでシンプルなかにも温かみを求める人の休息をあたえてくれます。貸し切り風呂(無料)も3か所あり気兼ねなく利用できます。
レイトチェックイン、翌日12時のチェックアウト、地場産の料理。2人でも、一人でも、自由で充実したオフが楽しめます。
ひなたみ館の温泉
ひなたみ館には3つの貸切温泉「鶏鳴の湯」「摩耶の湯」「蛍の湯」があります。
個人的には、「鶏鳴の湯」は露天風呂スタイルで気持ちよかったです。
「蛍の湯」は少し狭いけどお湯は気持ちいい
「摩耶の湯」は広めでゆったりつかれる
「鶏鳴の湯」は露天風呂スタイル
ひなたみ館の夕食
夕食は部屋食を選びました。
ちなみに、地ビールは四万温泉エールが3種類あります。これは酒屋さんでも手に入りますよ。さらに地酒は10種類以上。地元焼酎は3種類。新潟のコメと山麓の清水で仕込んだお酒です。
ひなたみ館の朝食
朝食はボリューム抜群でお腹いっぱい、食べきれないほどでした。
四万温泉を旅行してみて
ちなみにこの地域の人口はなんと350世帯で800人に満たないそうです。それで宿泊施設が35軒。
コンパクトにまとまって歩ける距離になんでもあるし温泉で幸福になれる四万温泉、おすすめですよ〜。
ひなたみ館の公式サイトはこちら